このブックには、安全でない可能性のある外部ソースへのリンクが1つ以上含まれています。
リンクを信頼できる場合、リンクを更新して最新データを取込みます。信頼できない場合は、データをそのまま手元で処理してかまいません。
エクセルで他のファイルを参照している場合、リンクが破損したり、ファイルの移動によって参照先が分からなくなったりする可能性があります。また、参照している旨の上記メッセージが出力されます。
また、配布するファイルを配布する場合にも不要な情報を付けた形になってしまいます。
ただ、どこで設定しているかわからず、なかなか見つからない事が多くあります。
そこで今回は、エクセルで外部ファイルのリンクを削除するために確認する3つのポイントを紹介します。
ずばり、確認すべき3つのポイントは以下です。
・参照セルで他のエクセルファイルを参照している
・[入力規則]に他のエクセルファイルの指定をしている
・[名前]に他のエクセルファイルの指定をしている
この後、説明していきます。
ついでに対象ファイルの設定されている情報を一覧化する簡易ツールも作成したので、無償ダウンロード可能で公開しておきます(*^^)v
外部参照しているファイルを開くとメッセージが出力される
他ファイルを参照しているとファイルを開いたときに一番上のようなメッセージが出力されます。
良く、この状態を作りこんでしまうのは・・・
・[入力規則]としてリストを指定しているセルを他のエクセルからコピーしてきた。
→リストが無効になり、選択できない状況になっていることが多いです。
・[名前]が設定されているセルを他のエクセルからコピーしてきた。
このメッセージが出ないようにする方法
このメッセージが出ないようにするには、上記の3点の中身を確認して、他のエクセルファイルが設定されている内容を削除するなどの必要があります。
3つのポイントは以下です。
・参照セルで他のエクセルファイルを参照している
・[入力規則]に他のエクセルファイルの指定をしている
・[名前]に他のエクセルファイルの指定をしている
基本的には、対象のセルや名前を探して、中身を確認しながらリンクを削除していきます。
以下のセルで他のエクセルファイルを指定していないか([xxxx.xlsx]という指定があるところを探す。)を確認していき、
その外部エクセルの部分を削除していきます。もしくは値の貼り付けをして参照の記載を削除していくという方法になります。
エクセル外部参照一覧化ツール
上記の削除をする際に対象のセルや名前を探すのが大変なので、対象のエクセルから設定されている内容を一覧化するツールを作りました。
(使い方)
①ExcelLinkCheck.xlsmをこの記事の一番下のリンク先からダウンロードします。
(マクロを使えるように設定します。)
②エクセルを開いて、中身を調査したいエクセルファイルのフルパスをB4セルに手動で設定します。
③[収集実行]ボタンを押します。
④結果が[結果]シートに出力されます。
出力結果は、
・A列に設定されている種類が出力されます。
→入力規則、外部参照、ハイパーリンク、名前のいずれか
・B列にそれが設定されているシート名
・C列にそれが設定されているセルアドレス
・D列以降で設定されている内容
となります。
⑤④の結果を基に必要に応じて、外部ファイルを参照している箇所を修正してください!(^^)!
注意事項
入力規則を削除する場合などは、決められたフォーマットのファイルを壊している可能性があります。もしくは、リンクを削除することでフォーマット等を壊してしまう可能性があります。
急がば回れで改めて原本からファイルを用意して、値の貼り付けを行っていった方が確実で時間がかからないかもしれません(^_-)-☆
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