「プリンタが1万円ちょっとで買える!安い!」
そう思ってレジに走る前に、ちょっと待ってください。
そのプリンタ、「黒インク」の値段を確認しましたか?
実は、本体価格を安く設定し、最もよく使う「黒インク」を高く売ることで利益を回収する……そんな「インクの罠」が実在するのです。
1. 驚愕の格差!カラーの3倍もする黒インク?
一般的に、プリンタのインクは「どの色も同じくらいの値段」だと思われがちです。しかし、一部の安価なモデルでは、以下のような価格設定になっていることがあります。
カラーインク(各色):800円
ブラックインク:1,700円〜2,000円
なんと、黒だけが他の色の2倍以上の価格になっているのです。「黒は一番使う色」だからこそ、ここが高く設定されていると、本体代の安さなんて一瞬で吹き飛んでしまいます。
2. 【実機比較】エプソン vs ブラザー、こんなに違う!
実際に、いま人気の家庭用プリンタ2機種で、維持費がどれだけ違うか比較してみましょう。
| 比較項目 | エプソン EW-456A | ブラザー DCP-J529N |
| 本体価格(目安) | 約12,000円(安い!) | 約17,000円 |
| 黒インク(純正) | 約1,700円〜 | 約990円 |
| カラー各色(純正) | 約700円 | 約990円 |
| 黒インクの価格差 | カラーの約2.5倍! | 全色同じ価格 |
エプソン EW-456Aのケース
本体価格は非常に安く、導入しやすいのが魅力です。しかし、黒インク(メダマヤキ)の単品価格がカラーに比べて突出して高いのが特徴。「本体代で得をした分を、黒インク代で少しずつ回収される」という、まさに注意が必要なモデルです。
ブラザー DCP-J529Nのケース
本体はエプソンより5,000円ほど高いですが、インク代は全色一律で約990円。黒インクが1,000円を切るため、印刷枚数が多い人ほど、数ヶ月でブラザーの方が安くなります。
3. なぜ「黒インク」が高いと致命的なのか?
私たちが日常で印刷するものの8割以上は「黒(文字)」です。
仕事の資料、学校のプリント
Webサイトのクーポンや地図
役所の申請書類
これらはすべて黒インクを激しく消費します。「本体が5,000円安かった」としても、黒インクを5〜6回買い換えるだけで、その差額はあっという間に逆転し、あとは使い続けるほど損をすることになります。
4. 失敗しないための「購入前チェックリスト」
プリンタを買うときは、プライスカードの「本体価格」だけを見てはいけません。スマホで以下の2点を確認してください。
替えインクの型番を検索し、単品の「黒」の値段を見る。
黒とカラーの価格差が極端(2倍以上など)ではないか確認する。
「たまにしか印刷しないから安さ優先」ならエプソンもアリですが、「日常的にガシガシ使いたい」なら、ブラザーのようにインク代がフェアなメーカーを選ぶのが正解です。
まとめ:プリンタは「出口戦略」で選べ!
メーカーは本体を安く売っても、あなたがインクを買い続ける限り損はしません。損をするのは、仕組みを知らずに「目先の安さ」に飛びついた消費者だけです。
次に家電量販店へ行くときは、ぜひインク売り場を先にチェックしてみてください。そこに、そのプリンタの「本当の価格」が隠れています。
もし、これから購入するという方は要注意です!!


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